ドアの対策
厳しい現実ですが、これをすれば100%安全、という方法はありません。
ただし、80%の犯人が10分以内に侵入をあきらめることを考えると、侵入に時間がかかるようにすることは効果があります。最も基本的で確実な方法はきちんと施錠することであることは言うまでもありません。
◆ドアに補助錠をつける。(1ドア2ロック)
1つのドアに錠が2つ以上付いていると、侵入に要する時間も2倍以上かかます。欧米などでは、1ドア2ロックは常識です。
◆ピッキング対策。
「シリンダー」とは、カギを差し込んで回す部分のことをいいます。差し込むカギの鍵山、溝の形で一致するカギか異なるカギかを識別します。
「ピッキング」とは、カギ穴に特殊な工具を差し込んで、錠シリンダー部分を操作し、不正に解錠する手口をいいます。
◆サムターンまわし対策。
「サムターンまわし」とは、針金・特殊工具を挿入してサムターン(ドア内側の施解錠操作のためのつまみ)を回して解錠する手口です。
特殊工具等を挿入する方法として、ドアスコープを取り外す、ドアにドリルなどで穴をあける、ドアの隙間から差し込むなどの方法があります。
防犯サムターンに出来る場合は、取り替えましょう。防犯サムターンには、サムターンを取り外せる脱着式サムターンやサムターンについているスイッチを押さないと解錠できないスイッチ式サムターンなどがあります。
◆丈夫なドア。
サムターンまわしのためにドアにドリルで穴をあけたり、シリンダー錠自体を破壊することが出来ないように、上部なドアが望ましいです。
◆ガードプレート。
ドアとドア枠の隙間にバールなどのこじ開け工具が入らないように、ガードプレートを取り付けましょう。シリンダー錠の部分だけでなく、ドアの上下に長く取り付ける方が効果が高いです。
◆合鍵を置かない。
一戸建ての場合、郵便受けや新聞受け、牛乳ビン箱や植木鉢の下などを合鍵がないか探す犯人が多いため、絶対に合鍵を置かないようにしてください。